ささくれ

備忘録と妄想の狭間

曲が邪魔になる、とは

 

こんにちはこんばんは

 

 

ほんの昨日、母からぽつりと呟かれた

 

Hey! Say! JUMPの楽曲ってさ、なんだろ、聞いてて邪魔にならないよね」

 

片道2時間程度の中距離運転中。

自分の車の助手席に母を乗せ、BGMにじゃんぷの楽曲をランダムで流してる最中に、ほんとにぽつりと。

 

邪魔にならないってどゆこと?

「いや、よくわかんないけど」

なんだそりゃ

 

多分音量小さくしてたし、それもあるんじゃないの?と伝えるとうーん…そうかなぁ…と腑に落ちないような表情の母。いや、腑に落ちないのは私なんですけど

そこで一旦会話が終わり別の話題に移ったのだが、その一言がなんでか心に引っかかる。自分の中で、嫌な意味で引っかかっているのでなく、どことなく嬉しかった。一瞬無個性ってことか?とカチンときたが恐らくそういうことじゃない。少なくともドライブ中のBGMにして、同乗者と会話をしつつもストーップストップ音止めてっ↑とはならなかったわけである(言いたかっただけ)

 

母は、私がおじゃんぷちゃんを見てるのを家事のついでに横目で見ているくらいで勿論おじゃんぷちゃんファンではない。が、ジャニーズがテレビに出てれば見てしまうミーハーなのである。なんなら嵐にしやがれは毎週見てる。ちなみに、特に好きなのは山Pと亀梨くん。お察しの通り完全に修二と彰からです。

 

閑話休題

 

聞いてて邪魔にならない曲とはなんだろうか。聞いててスルリと耳に馴染む曲?うるさすぎず落ち着きすぎない曲?高すぎず低すぎない曲?

脳内に存在する数少ない音楽知識を集めてもよくわからない。(ていうか私音楽知識ほとんど無い。ちょっとだけ楽譜が読めて学校で習った程度の音楽記号知ってるだけ。)

耳に馴染む曲、当然人によって異なるだろう。どこまでがうるさすぎなくて、どこまでが高くて低くて、それも異なるだろう。

でもそれでも、聞いてて邪魔にならない曲っていうのはなかなかないんじゃないか。個人差はあれどそれってすごいことなんじゃないだろうか?

音楽において一番大切なのは歌詞でもアレンジでも歌い手でもなく全てのバランスなのではないか?と思う。歌い手にどれだけ歌唱力があっても曲調が悪ければ聞く気になれないし、歌詞が良くても音痴の歌声は聞きたくない。

その点じゃんぷは全てが絶妙にマッチしている。贔屓目があるのは認める。でも抜群にうまいやまだ薮くん、theアイドルなゆーと、ジャニーズらしからぬ色気を孕んだゅぅゃ、癖のある声をしたいのおくん光くん、少年と青年の間のちねんくん、甘いのにどんな曲にも合う大ちゃん、ドライで響きづらいけど落ち着く圭人。声の高低差、歌い方、技術。どれをとっても10人10色ならぬ9人9色。曲調はポップで明るく可愛いものからクールでヘヴィな曲まで振り幅が広く、本人達も手がける歌詞は、それこそ書き手によって言葉選び、情景の見え方、重さが全く違ってくる。そしてその全てが絶妙なバランスで成り立っているのだ。と思う。

こんなこと書いたら他グループファンの方々だって、うちの推しだってバランスめっちゃええじゃろがい!ってなるだろう。そりゃそうだ。すみません。

でもまぁ、そういうことなんじゃないのかなぁ、というのが自分の中での結論。あと何回でもリピートしたくなるのもポイントかなぁ…学生時代コンビニでバイトしてて、USENで延々流れる話題の曲は総じて苦手になったけど中には何回聞いても飽きない曲もあったし。

 

ふんわりとした結論になってしまった、毎回ふんわりしてるけど。音楽知識のない一般人だから許してください。そして誰か、そういうのに詳しい方、分析お願いします。他力本願。